拠点のポイント

拠点のポイントまとめ

・拠点はコンパクトに
・作業台の近くに備蓄場を作る
・地下室は室温が低い
・5℃以下の地下室を食料庫にすれば食料が腐敗しない
・床の上にアイテムを置くと劣化しない
 ただし床は断熱効果を下げる
・作業台の下は床が不要
・通路には移動速度が上がる床
・開拓者は近くのベッドで寝る
・ベッドは指定できない
・冬の寒さはブレイジャーで対応可能
・夏の暑さは断熱効果で対応
・室温に影響するのは基本的に外気温と断熱
・隣室の室温は関係しない
・壁を厚くすると断熱効果上昇
・扉を開放しても室温に影響しない
・窓は断熱効果が悪い
・天井が床だと断熱効果が非常に悪い

拠点のポイントを実際の画像を交えてご紹介します。これ以前にした検証については、拠点紹介・断熱検証をご覧ください。

全体の計画

拠点

拠点が無駄に広いと、建築に時間がかかり、動線が長くなります。必要以上に狭くする必要はありませんが、狭い方が効率的です。

寒さに関してはブレイジャーを増やすだけで対応できるので、夏の熱波の方が苦労すると思います。熱波に対応できる拠点が良い拠点です。

詳細は各部屋でご紹介しますが、断熱効果を考えると、天井が床になるのは避けた方が良いです。今回の場合なら、この画像が1階で、他に地下2階と地下3階があります。2階を作ると1階の天井が床になりますので、断熱効果が悪くなります。地下1階がないのは、地下2階の天井を土にするためです。壁は、断熱効果の高い粘土で、厚さを2マス分にしてあります。これも、断熱効果を高めるためです。

ただ拠点を紹介したのでは断熱効果が分かりにくいので、熱波に合わせて記録を取りました。現在は、2年目夏3日昼12時で、外気温は36.3℃です。難易度は、サバイバルの最高難易度です。

1階 図書室

拠点

研究の作業台を作ると、大量の本が生産されます。いちいち運搬するのも手間ですので、このまま図書室に備蓄すると良いです。このくらいの広さが目安です。

藁葺き屋根は断熱効果が高く、厚い粘土の壁も断熱効果が高いのですが、石灰石ブロックの床で断熱効果が下がっています。壁を厚くしたこと以外は普通の部屋ですので、この数値が断熱の基準と思ってください。

[検証] 1階 窓だらけ図書室

拠点

本棚に必要な壁2つを残して周囲を窓に替えて、全ての窓を開放しました。もちろん、同じ条件で比較しましたので、外気温は36.3℃です。

確かに熱量は下がりますが、それ以上に壁の断熱効果が下がったため、室温は上がっています。夏でさえ改悪になるのですから、窓は不要です。

1階 工房

拠点

工房を備蓄部屋にすることで、作業台と往復する時間を短縮できます。枝は燃料として利用するので、この部屋に置いてあります。

画像の左下に階段があり、地下2階や地下3階と繋がっています。階段の影響で床の断熱度が下がり、扉が多いことで壁の断熱度も下がっていますが、地下と繋がっていることで室温は図書室よりも少し低いです。

1階 共有寝室

拠点

この部屋のポイントは、地面を草のままにしてあることです。床の断熱度で分かる通り、地面のままにすると断熱度が非常に高くなります。熱波の最中なのに、この涼しさです。

ここまで断熱効果が高くなくても大丈夫なので、ベッド脇の通路部分くらいは床で移動速度を上げるのも良いと思います。

寝室を個室にするのも良いのですが、全ての部屋の壁を厚くすると、意外と場所を取ります。もし個室を作るなら、元々気温の低い地下の方が良いと思います。

[検証] 1階 一部床なし図書室

拠点

地面を土(草)のままにすると床の断熱が上がるので、図書室の作業台部分のみ床を剥がしました。作業台部分だけなら、本が劣化することもありません。

床も屋根も壁も数字上の断熱度は同じですが、総合断熱度が1.2%向上し、熱量が0.1下がって、室温が0.4℃下がりました。床の断熱度に変化がないのはおかしいですが、効果はあります。工房やキッチンなどで、この方法を利用するのも良いです。

[検証] 1階共有寝室 兼 地下2階食料庫

拠点

共有寝室の室内に地下食料庫を作り、地下食料庫には床を張りました。1階の床なし部分と地下の冷気を合わせて、共有寝室を地下食料庫並に冷やすのが狙いです。共有寝室を食料庫にできれば、食事や治療を今よりも素早く行えます。

結果は、共有寝室や食料庫を個別に作るよりも室温が下がりました。夏が終われば、室温も5℃以下になります。

設計としては面白いのですが、キッチンとの接続も考慮しなければなりませんし、冬にブレイジャーに点火した際の温度調整も難しいので、かなり上級者向けだと思います。

地下2階と地下3階

拠点

画像の右半分が地下2階で、左半分が地下3階です。地下2階の天井を土にするため、地下1階には何も作りませんでした。地下3階の天井も土にするため、地下2階と位置をずらしました。

実は、序盤に地下の設計を2回変更し、無理矢理入れた部屋もあるので、設計が美しくありません。

地下2階 キッチン

拠点

料理は基本的に地下3階の食料庫に入れるのですが、弁当を作れるようになったら、そのまま放置します。食肉解体用の作業台で取れた革も、そのまま弁当で利用します。解体と調理と食事を1つの部屋で行えるので、移動の無駄がありません。

地下2階 樫の同胞の神殿

拠点

バックギャモンは、祠と同じ部屋に置いても部屋タイプに影響しません。

地下2階 醸造所

拠点

醸造所は生産スピードが遅いので、2つか3つあった方が良いです。1年目に大麦の栽培が足りなかった影響で、今も酒が切れています。

地下3階 食料庫

拠点

室温5℃以下で食料が劣化しなくなりますので、食料庫は地下に作ると良いです。熱波の期間はさすがに5℃を超えてしまいますが、普段から5℃以下を保っていれば、熱波の期間くらいでは腐らないはずです。今回は冬の段階から少しずつ弁当を作りだめしていたので、古い食材は残っていません。

部屋の形が歪なのは、そこの粘土鉱床を採掘した影響です。所々に柱となる土を残しておけば、崩落の心配もありません。

防衛

拠点

拠点の中心から順番に、外壁、内堀、外堀、高架路があります。敵は外堀と高架路の間に入って反時計回りに一周するのですが、その間、外壁上の味方が一方的にクロスボウで攻撃できるよう、外堀の距離を計算してあります。もし敵が出口に近付いても、拠点正面にある橋の1マスを解体するだけで、敵は侵入経路を失い、何もできなくなります。

この高架路は、投石機の敵を襲うための通路にもなっています。まだ建築中ですが、この通路にも床を張って移動速度を上げ、胸壁を作って被弾率を下げます。

防衛はまだまだ実験中ですが、投石機以外の敵は無傷で勝てます。