屋根の仕様は、Going Medievalの特徴とも言えます。少しだけ専門用語を使いますので、ここで簡単に解説します。
Going Medievalの屋根は、専門用語で言うと、切妻(きりづま)と片流れ(かたながれ)があります。下の画像が切妻です。Going Medievalでは、屋根リストの左の方が切妻で、右の方のハーフと書かれたのが片流れです。
屋根の一番上の部分を棟(むね)と言います。外壁の横にはみ出た部分を軒(のき)と言います。あらかじめ棟の方向や軒の存在を考えておかないと、屋根が張れないなどのトラブルが発生します。
屋根を張ると、軒ができます。別の建物を隣接させる場合、軒が干渉すると、屋根を張ることができません。
別の建物を隣接させる場合、軒の分だけ離して建築するか、あらかじめ棟の方向を計画しておくと良いです。
軒の下の土部分でも農業はできます。
部屋を増築する際、棟の方向に部屋を足した場合は、そこに屋根も張ることができますが、棟のない方向に部屋を足すと、既存の軒が邪魔をして増築部分に屋根を張れなくなります。
あらかじめ増築する方向を考えてから屋根を張ると、失敗しなくなります。部屋の幅をそろえておけば、棟が繋がって見栄えが良いです。難しいという方は、アパートや長屋をイメージした間取りにすれば、失敗が減ると思います。
いっそのこと、床を屋根の代わりに利用するのも良いです。床でも部屋の条件を満たせます。
床にした時のメリットは、後々上方向に増築できることです。それに、床なら棟や軒を気にしなくても大丈夫です。
デメリットは、断熱効果が屋根よりも低いことです。広い部屋を作った場合は、途中に何本か梁も必要になります。
せっかくGoing Medievalをプレイするのですから、最初から階層化する予定で建築した方が楽しめると思います。平屋を建てるなら、RimWorldで十分ですので。